レント(受難節)
イースターの前の、日曜日を除く40日間をレント(受難節)と呼びます。
主イエスがわたしたちのために十字架の苦しみを負ってくださったことをしのびつつ、この時を過ごします。
レント最後の一週間は受難週です。主イエスの最後の晩餐は木曜日、十字架につけられたのは金曜日の出来事でした。品川教会ではこのことを記念して、受難週前の数回の日曜日と、受難週の週日に「証しと祈りの会」を行います。また木曜日には聖晩餐礼拝を行います。
▲証しと祈りの会は、1年間の信仰生活の恵みを感謝する時でもある。
▲受難週木曜日の夜に行われる聖晩餐礼拝。
イースター(復活節)
キリスト教会の信仰の中心は、わたしたち人間の罪のために十字架につけられ、殺されて墓に葬られた主イエスが、3日目の日曜日の朝に死からよみがえったということです。
わたしたちキリスト教会は、2000年前のこの出来事がこのわたしを救うために起こったと信じて告白し続け、毎週日曜日の朝に礼拝をしてそのことを祝い続けています。
イースターは、その基になった主イエスの復活を記念する特別な日です。
イースターは毎年、春分の日から数えて最初の満月の次の日曜日と定められた、移動祝祭日(祝う日が変わる)です。
▲イースターでは、礼拝堂前の八重桜が満開となる年もある。
ペンテコステ(聖霊降臨節)
復活後40日目に天に昇られ、見える形ではおられなくなった主イエスを、わたしたちの心に示し、それを通してわたしたちの生活を清める働きをしてくださる神さまが聖霊です。
この聖霊が初めてこの地上に下されたのは、主イエスの復活後50日目でした。これによって、最初のキリスト教会が誕生したのです。ペンテコステ(ギリシャ語で「50日目の祭り」の意)はこのことを記念する日です。
▲左:一年で一度だけの真っ赤なリタージカルカラーで祝うペンテコステ礼拝。
▲右:教会学校でも毎年趣向を凝らしたペンテコステの祝会が開かれる。